魔法のおすそわけ
魔女の宅急便、東京初日からもう1ヶ月以上経ってしまいました。
しっかり書かなきゃ。
ちゃんと残しておかなきゃ。
って思ってたんですけど、如何せん文脈というものがないので、思ったことをどのように文にしたらいいのやら…とずっと考えていた結果です。
文にするのも分からないし、
正直自分が何を感じたのかもはっきりしてない…
でも残しておかないわけにはいかないので、頑張って書きますよ!!!
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「誰の中にも魔法はある」
2017年2月10日。
起きてすぐいつものようにTwitterを見たら
「ミュージカル 魔女の宅急便 トンボ役
阿部顕嵐 」
めちゃめちゃ泣いた。
私が顕嵐くんを好きになって、初めての個人でのお仕事で嬉しくて嬉しくてめっちゃ泣いたのを覚えてる。
この日の二日前が私の誕生日でして、「これは…!」と勝手に舞い上がっておりました。
久しぶりの演技のお仕事。
かつ、ミュージカル。
「ミュージカルって演技もするし、歌うよね…
顕嵐くん大丈夫…」
せっかくこんなに素敵なお仕事が決まったのに、そんなことばかり考えてしまっていました。
そこからの4ヶ月の間、顕嵐くんはアイドルとしてたくさんのお仕事があって、それをしっかりとこなしていて…
それは当たり前のことなんだけど、MCで
「舞台のことは色々考え込むから、あまり考えないようにしてる。」
そう言っていたって知った時、私達には全く分からないところに顕嵐くんはいるんだ。ってずっしりと心が重くなりました。
でも顕嵐くんって凄い人だから。
自分の中で感じていたそういうものも、良い意味で自分で解消していくんだろうなって。
そして迎えた6月1日、初日。
私は初日には行けなかったので、お家で待機。
グッズの情報や、会場の雰囲気をTwitterで見て、心がぽかぽかして。
顕嵐くんに送られたたくさんの素敵なお花。
それにも嬉しくなって、素敵だなって思ったりして…
この日を私達ファンや、カンパニーのみなさん、顕嵐くんは心待ちにしてたんだって。
そう感じられただけで胸がいっぱいになりそうだった。
テレビで公開稽古の映像を見ることができて…
そこに顕嵐くんはいなくて、代わりにちょっとお茶目で可愛らしいトンボがいて。
正直そのときに一番に何を感じたかは覚えてなけど
でも確かに感じたのは、「凄い」ってことで。
この前見た時には、髪が白に近い金髪でお肌が真っ白で甘い歌声で目線かっさらうダンスで客席のことを確かな目で真っ直ぐ見つめてくれる、そんな君だったのに、
あ、違うって思って。どれだけ努力したんだろうって思って。
ほんの数秒でこんなこと思ったんだから、本当の舞台を見てしまったら私はどうなるんだろうと。
一人で見に行った3日の夜公演。
私、緊張するとお腹痛くなるんですよ。(突然)
もうその日は散々で(笑)
でも、それだけ緊張してるんだ、私。ってなんだか笑えてきちゃって。
客席につけばたくさんのお客さんがいて
こんなにたくさんの人に期待されてる舞台なんだなって思って。
ちゃんと見届けよう。その一心で初めて見た、「魔女の宅急便」は相当胸にくるものがあって、感動してしまって。
「トンボを演じる顕嵐くん」を見に来たつもりだったけど、一つの舞台にいつの間にか惹き込まれてました。
なんて素敵できらきらしている舞台なんだろう。
舞台上で息をして、言葉を口にする顕嵐くんはいつだってトンボさんに間違いなくて、途中寂しくなってしまったくらい。
盲目ヲタがなに言ってるんだって言われてもいい。
でも本当にそう感じたんだよ。
素敵なステップで楽しそうに歌うのも、
切ない表情で心の内を語るのも、
夢を叶えてきらきら輝いているのも、
かわいいトンボさん。
そう思えたからこそ、涙が出た。
だからこそ、トンボさんと顕嵐くんを重ねて見てしまった。
最後にキキに助けられながら、空を飛ぶシーン。
「僕…飛んでるんだ…」
夢を叶えてあんなにきらきらした表情で目を輝かせ、嬉しそうなトンボさん。
顕嵐くんにもいつかそうなって欲しい。
自分の手で、時にはトンボさんとキキのように助け合いながら、周りの暖かい人たちに見守られて、夢を掴んでほしい。
そう強く思った。
この舞台を見ての色んな人のたくさんの意見があるけれど、それを批判することはしない。
でも、やっぱり盲目ヲタっぽいことを言うと、
トンボさんを演じたのが顕嵐くんだったから、私はすごく感動したのです。
未知の世界、やったことのないこと、出来ない事。
そういうものに立ち向かって、努力して、「自分が一番だ」と思いながら、胸を張って舞台に立つ。
「最高のパフォーマンスを届けるという自信を持っていなければステージに立つ資格はない」
そう言い切る顕嵐くんです。
本人もたくさんたくさん考えて、時には苦しんで落ち込んだこともあったと思います。
でも、そこにも葛藤しながら立ち向かう顕嵐くんがいたんです。きっと。
だから私はこの舞台に拍手を送りたいし、
「俳優・阿部顕嵐」にも素敵でした、と拍手を送りたい。
私の隣に座っていたお姉さんも泣いてました。
何なら見終わってカテコも終わって帰るときも泣いている方も見ました。
沢山の人の心に響いたのは確かな事実。
顕嵐くんが舞台上で輝いていたのも紛れもない事実です。
千秋楽の挨拶、
「大阪公演では当たり前に、僕たちが成長した姿を皆さんにお届けします!」
そう言い切る顕嵐くんはもう前を向いています。
いつだって前を向いている顕嵐くん。
そんな君がトンボを演じるのは運命だよね。
顕嵐くんのことが大好き!
改めてそう感じることが出来ました。
魔女の宅急便東京公演、本当にお疲れ様でした!
【追記】
カテコのときに出てきたのは
顕嵐くんだったなぁ〜…
トンボさんはかっこいいんだけど、どこかダサくて、グイグイくるけど、オドオドしてる感じあって。
でも出てきて、メガネくいって下げてニコッと笑ってたのは顕嵐くんでした。(みんな言ってると思うけど)
多分、顕嵐くんを知らないでトンボさんを見た方は普段アイドルしてる顕嵐くんを見たらビックリするんだろうなぁ。全然違うから。