何者@顕嵐くんごと

 

 

 

舞台にいたのは顕嵐くんじゃなかった。

9月帝劇以来の現場で、顕嵐くんに会いたくて行ったはずが、物足りなく感じたのはそのせいだ。

 

こんな良い方をしたら、批判しているみたいだけど、何が言いたいかと言うと、とにかく驚きが詰まった舞台だったということ。

 

 

すごく楽しかった。

それと同時に、顕嵐くんの新しい顔を見ることが出来たことがすごく嬉しかった。

裏切られた。凄い。私は凄い人を応援してるんだ、と強く思った。

 

見終わってから、席を立つのが辛いほど、圧巻の演技だった。

苦しい、助けたい、抱きしめたい、怖い。

表情がコロコロと変わって、感情が忙しかった。あのピアノの音楽は今も耳から離れない。その音楽に合わせて舞台全体を、踊り狂っていく顕嵐くんはとても怖くて、儚くて、綺麗だった。

 

 

 

 

12月6日。2回目の観劇。

なんとなくモヤッとしたままの気持ちで舞台が始まった。

けど、顕嵐くんの姿を見た瞬間、「君だと決めたことは間違ってなんかない」と強く思うことが出来た。涙が出た。

どこから何をとっても、前回よりも確実にパワーアップしている顕嵐くんがいた。

 

顕嵐くんってそういう人だと思う。

 

マイペースかもしれないけど、前に進み続ける人。

毎回会う度に、気持ちが大きくなっていくのは、顕嵐くんから魅力が溢れていくから。

 

 

正直、冷静ではいられない自分がいた。

悲しくもなければ、怒ってもなかったけど。世の中にどんどん広まっていくものにただただ悔しいと思っていた。

簡単にポイッてしたら、楽なのかもしれない。でもそんなことしないって、出来ないって思った。

 

舞台の真ん中で「ありがとうございました」と、清々しい表情で客席を見渡す顕嵐くんを知っているから。スーパースターだし。すごく輝いてくれるから。

 

顕嵐くんはこの先きっと、物凄く素敵な場所に、私たちを連れていってくれる。

そう確信したから、離れない、離れられないよ。応援していたいよ。

 

 

千秋楽で「幸せです」「人生の財産になりました」そう語る顕嵐くんの表情を見たかったな。

 

 

たくさんの人から評価されて、千秋楽を大成功で終えて、素敵な舞台だったと思う。

顕嵐くんだから、きっと、また先を見つめてるのかな、なんて勝手に思ってます。 

 

 

座長、本当にお疲れ様でした!